どーも、ばっちょ(@BACHO_malti)です。
僕は、2019年卒の新卒採用枠で就職活動をしてきました。
結果を先に言うと、内定は10社から頂くことができ、計37回の面接では一度も落ちることはありませんでした。
【朗報】
— ばっちょ卍マイルドヤンキーブロガー (@BACHO_malti) 2018年6月2日
本日をもって就活を終え、就職する企業が決まりました!
ある業界のNo.1企業です!自慢
2月に始めて4ヶ月間、マジであっという間で、走り抜けました。
・内々定 計10社
・お祈り1回(筆記テストのみ
面接全通過は、がちで自信つきました(落ちるイメージが湧かない←
お疲れ、俺。
今後就活を控えている学生や、今まさに就活に苦しんでいる人たちの参考になればと思い、この記事を執筆することに。

就活で思うような結果を出し、心から就活を楽しんだ僕が、重要視していたポイントを全て公開します。
関連記事>内定量産・面接落ちゼロの僕が「準備」の為に実践していた「逆算型思考」
筆者の就活概要
ざっくりと、僕の就活状況について説明しておきます。
- 関西の私大文系・2019卒
- 希望職種:営業職・総合職
- 就活開始日:2018年2月5日
- 就活終了日:2018年6月2日
- ES提出(エントリー)企業数:48社
- GD参加回数:17回(全通過)
- 面接回数:37回(全通過)
- お祈り回数:1回(筆記マーク式試験)
お祈りメールが送られてきて選考落ちしたのは、某住宅設備大手メーカーの1社だけになります。
ES・WEBテスト・テストセンターなどは全て通過、GDや面接も受けたところは全て通過しました。
そして、内々定は7つの業界から頂きました。
- 小売
- ITサービス系
- SIer
- 外資系コンサル
- 電機メーカー
- ハウスメーカー
- 不動産流通
基本的に業界はあまり絞らずに、かなり幅広くエントリーしていましたね。
自分の興味関心なんて常に移り変わっていくものですし、業界は最初から絞らない方が良い、というスタンスでした。
だから、僕が受けた37回の面接は、本当に様々な業界の面接を含んでいます。

つまり、ここで僕が何を言いたいかというと、ここから先に記載する「就活における重要ポイント」は広く様々な業界において十分通用するものである、という事です。
就活で常に意識すべき重要ポイント
ここからは、「外見編」「準備編」「面接編」と3部に分けて、特に重要なポイントを確認していきます。
はっきり言って「当たり前の事」ばかり書いています!
しかし、この当たり前のことを、当たり前のレベルで出来ていない就活生がほとんどだ、というのが僕の認識です。

ここに書いてある当たり前の事を、あなたの当たり前の基準にして、就活中常に自然に意識できるようになるまで、脳に刷り込みましょう!!!
外見編:就活は相手に与える印象が最重要
「就活において第一印象はめちゃくちゃ重要!」
就活をしていると、こんな言葉をよく見たり聞いたりしませんでしたか?
これは本当に本当に本当に、その通りです!
にもかかわらず、外見に気を遣えていない就活生が多過ぎることに正直驚いていました…(笑)
堂々と自信満々でいること
まず僕が就活をしていて感じたことは、多くの学生が「自信無さげ」に見えたこと。これも外見のウチです。
企業の採用担当から見れば、自信なさげに振舞っている学生を採用したいと思いますかね?
そんな人に、自社の仕事を任せたいと思いますかね?
絶対、思いませんよねえ…。
伏し目がちの人より、顔をあげている人!
目を合わせてこない人より、しっかり目を見て笑顔で話せる人!

就活の場では、このように自信満々で振る舞える事は、周りに差を付ける大きな武器になります。
スーツなどの身だしなみは完璧にしておく
身だしなみをきちんとしておく事は、ビジネスマンとして当然の事。
- スーツのサイズ感(肩幅・袖や裾の丈
- シャツのサイズ感
- 靴が汚れてないか
- ネクタイはきちんと結べているか
- 時計(装着必須・色合い
- カバン(汚れ・チャック開いてないか
- ベルトは真ん中の穴に通っているか
などなど例(男の場合)を挙げましたが、知らなかった人は即調べる事。
就活というのは「自分という営業マンが、自分という商材を企業に売り込みに行く、商談の場」です。
そして企業側からすれば、自社に将来的に利益をもたらすであろう優秀な人材を仕入れるのが、新卒採用現場です。
買い物をする時に、不備ある商品よりも、完璧な商品の方が欲しいに決まってますよね?
つまり、スーツの身だしなみがきっちりとしていないと、パッと見で”不備ある商材”と判断されても仕方がないわけです。
逆に、スーツをビシッと着こなしているだけで、他の大多数の就活生よりも抜きん出ることができます。
当たり前の事をしてるだけなのに、です。
第一印象だけで勝てるチャンスが舞い降りてくるんです!最高じゃないですか?

ネクタイの結び方や、スーツの丈やシワ、靴下の種類や靴の汚れなど、徹底的に準備してGD・面接に臨みましょう!
(ちなみに僕は最初の2週間以外、リクルートスーツは着てません。それ以降は、ずっとストライプ入りで紺色のビジネススーツで就活をしていました。完璧に準備をして臨んでいたので、リクスーでなくでも特に問題はありませんでしたよ。)
準備編:就活成功の秘訣は徹底的な準備

ここからは準備編に突入しますが、正直この「準備」というのが就活成功の鍵です!
なぜなら、上に書いた自信満々で振る舞う話や、身だしなみの話も、全て準備あってこそだからです。
準備を徹底するからこそ、そこには絶対的な自信が生まれてくる訳です。
そして、振る舞い方や思考に余裕が生まれることで、面接やGDの場でより柔軟に行動・発言できるようになり、合格・内定を勝ち取ることができるのです。
「準備」に関して「どういう準備をすればいいんですか?」とよく後輩とかに質問されるので、準備をする為にどういう「マインド」が必要かについて以下の記事にまとめました。
関連記事>内定量産・面接落ちゼロの僕が「準備」の為に実践していた「逆算型思考」
足切りされない為のSPI・WEBテスト対策

まずは「足切り」されない為の準備。
大手企業では基本的に、学力を試すSPI試験や、WEBテスト、会場での筆記テストが必ずあります。
SPI試験やWEBテストなんかで足切りされるなんていうのは、一番もったいない機会損失です。
なぜなら「学力」だけで落とされ、「自分の人間性」を全く見てもらうことなく終わってしまうからです。
そんなの、悔しくないですか…???
話術には自信があるのに、学力で落とされる…そんな心配があるなら、さっさと足切り対策してしまいましょう!今すぐにでも。
周りの就活生の話を聞いていて感じたのは、そういったテストの対策をおろそかにしている事。
上の問題集が本当にオススメで、2〜3週間集中して、毎日2時間でも勉強に当てれば、かなり足切り対策になります。
ちなみに僕は、SPIの数学が特に苦手だったので、2週間集中してこの問題集の数学部分だけを徹底的にやりまくりました。
おかげでSPI試験もあらゆるWEBテストも余裕でしたよ。
後悔しないように、面接というスタートラインに立てるように、そのくらいは頑張りませんか!
「就活で使う情報」をできる限りアウトプットし洗練する

「就活で使う情報」とは、言い換えるなら「ESに書いたり、面接で話たりする情報」のことです。
これを思いつく限りひたすらノートやスマホメモにアウトプット(書き出)しまくって、実際に使うべき情報を洗練していく必要があります。
なぜ、わざわざアウトプットする必要があるのか?
理由は単純です。
人間の頭の中だけで考えるのには限界があるからです。また、アウトプットしたキーワードや事柄の中から、思いもよらぬ関連性が見えて来たりする事があるからです。
理想は、ノートに手書きで書き殴りまくること。有名なブレインストーミングなどでも良いと思います。「目に見える形」にする事が大事。
とにかくどんな些細な事でも良いのでアウトプットし、ESや面接の場で使えそうな情報をピックアップする事。
そして、時にそれらの情報を掛け合わせて、他学生と差別化を図れる内容にブラッシュアップしていく事が重要です!
面接でのあらゆる質問を想定し回答を用意しておく

面接って、基本的に向こうの質問に対して回答していくだけですよね?

だったら最初から答え何通りかを用意しておけば余裕じゃないですか?(笑)
だからまず、最低限これだけはいつでもスラスラと答えられるようにしておきたいリストを載せておきます。
「〇〇業界の△△会社を受ける場合」
- 自己紹介
- 自身の強みと弱み
- アルバイトを通して学んだ事
- 大学で主に学んでいる事
- 学生の間に力を入れて取り組んだ事(ガクチカ)
- 学生の間に仲間とチームワークを発揮した経験
- これまでの人生の中での大きな挫折と、それをどのようにして乗り越えたか
- 〇〇業界を志望する理由
- △△会社に対する志望動機
- 最終的に行く企業をどうやって決めるか(企業選びの軸)

僕の経験則からして、この上のリストはめちゃくちゃ高頻度で質問されます!絶対準備!
知らなかった人は今すぐメモかスクショ!
企業の面接に行く前には、必ずどう答えるか考えるようにしておきましょう。僕はいつも、前日の夜と当日の朝に全て準備していました。
また、これら以外にも業界や企業によっては突飛な質問をしてくる場合があります。
それに関しては対策が難しいので、就活サイトやネット上で情報を集めたり、自分のESのどこを突っ込まれるかを考えたりして、準備しておくのが無難ですね。
とにかく、質問される可能性のある事をできる限り多く洗い出しておいて、どう答えるかの引き出しをいくつも用意しておく事が肝心です。
緊張などで本番に弱い人ほど、この準備を徹底すべきです!
「なぜ?」を何度も何度も繰り返す
「自分がなぜそう思ったのか」について深掘りする事は、就活において(+人生において)めちゃくちゃ重要です。
なぜその業界を志望しているのか?なぜその企業にエントリーするのか?なぜ今しているバイトを選んだのか?なぜその資格を取ったのか?……etc
仮に今あなたが「総合商社に行きたい!」と思っているなら、「なぜ自分は総合商社に行きたいんだ?」と自問してください。
きっちりとした答えが出てこないのであれば、総合商社に行きたいという感情を見つめ直した方がいいでしょう。
もし「商社は給料が良くて、世間体もかっこよくて、海外で働ける機会が多いから!」のような理由が出て来たとしても、それに対してさらに自問してください。
なぜ給料が高い方がいいのか?なぜ世間体を気にするのか?そもそも海外で働く機会はそんなにあるのか?他の企業でもよくないか?
といった具合に。

どんな些細なことに対しても、徹底的に「なぜ?」という問いかけをして、自身の意思を明確にする事。
これが本当に大事です。
面接編:準備した事をそのまま出しきるだけ
ここからは面接編に移りますが、ここまで読んでくれた賢明なあなたは「準備」の大切さを十分理解されたはず。
そして、面接ではその準備した事を全て出し切るだけです。
ただ、そうは言っても絶対に押さえておくべき重要ポイントがあるので、それについて3つだけお話したいと思います。
元気よくハキハキと笑顔で
企業の受付に向かうときや面接室に入る時など、社員さんと会う場では必ず元気良く行動するのが鉄則です。
話す時もゴニョゴニョと口ごもって話すのは絶対NGです(笑)
話すのが苦手な人は、家で1人で徹底的に話す練習をしたり、友人とお互いに模擬面接をし合うのも効果的です。
あと無表情で無愛想なのも好まれません。

本当にごく当たり前のことを言いますが、自分が相手にされて良く思わない行動は、自分もしないよう常に意識しましょう。
結論ファーストで簡潔に話す
面接であなたが口を開いたときは、まず結論から言うのが鉄則です。
いわゆる「PREPの法則」です。
- Point(結論)
- Reason(結論の理由)
- Example(具体例・エピソード)
- Point(最後にもう一度結論を主張)
常にこの順番を意識しましょう。
面接では、時間も制限がありますし、就活生と面接官は初対面です。さらに、面接官は毎日のように大量の就活生の面接を行なっていますよね。
そんな環境で、よく知りもしない就活生がダラダラと話をしていたら、面接官も絶対嫌になります(笑)
「この子の話長いな…」「この話の終着点はどこだ…」「話にまとまりがないな…」「…何の話だっけ」と。
ここだけの話、某大手電機メーカーの人事部長の方と1対1で話をする機会がありました。
その方は「面接で、結論から話せない学生は基本落としてるね。こっちも就活時期は面接で疲れちゃってるから、話が入ってこないんだよね(笑)」
とおっしゃっていました(笑)
だから、先に質問に対する結論をパパッと簡潔に述べて、その理由やエピソードなどを後から補足として付け足してあげるのがベストなんです。

先に話のゴールを見せてあげることで、そこに至る過程を予測しやすくなり、聞き手も理解しやすくなるという事です!
面接官の目を見てしっかりとリアクションを取る
面接に臨む時は、必ず面接官の顔をしっかりと見ることが大切。(特に営業職志望の場合)
目を見るのが苦手なら、鼻先とかでも問題ありません。
面接は、あなたと企業がお互いにお互いを知る「対話の場」でもあるので、 相手の顔をしっかりと見ながら話すのは当たり前。
また、リアクションは大げさになり過ぎず、適度であるの大事。
面接官がこちらに質問をしてくる時も、面接官が1人で勝手に語り出した時も、しっかりと反応しましょう。
マジで読んでよかった就活オススメ本3選
就活用のオススメ本をよく聞かれるので選抜しました。
10冊ほど就活本を読んだんですが、その中でもオススメの優秀な3冊をサクッと紹介します。
1冊目は万能の「ロジカル面接術」で、1冊だけ勧めないといけないならコレを勧めます。大多数の就活生が見落としている視点を自分のモノにすることが出来ます。
2冊目は「絶対内定」で、この本は自己分析のやり方がイマイチ分からない人にお勧めです。読み進めながら自己分析出来ます。
最後は「新卒採用基準」で、面接の裏側や面接官の思考を知りたい人は是非。結構おもしろい内容なので、時間がある人も是非読んでみてください。
おわりに
この記事に書いたことは、あくまでも僕の経験則です。
日本に何十万人もいる大学生のうちの、1人の意見に過ぎません。
あなたが選考に参加する業界や企業には当てはまらない事もあるかもしれないという事を、頭の片隅にでも置いておいて下さいね。
最後に、僕が就活中に常に心がけていた事をリストにして終わりにしたいと思います。
- 堂々と、自信満々に、
- 結論ファーストで、
- 簡潔にわかりやすく、
- 論理的に、
- ハキハキ元気良く話す。
それでは、就活楽しんでください!