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原田マハ「本日は、お日柄もよく」言葉の力に魅了される感動作


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今回紹介する「本日は、お日柄もよく」で、ぼくが読んだ原田マハさんの作品は4つめ。

「キネマの神様」「1分間だけ」「楽園のカンヴァス」どの作品もぼくの視野を広げてくれるような、温かみ・人間味のある素晴らしい作品で涙必至でした。

そして今回も、僕の涙腺は見事にガタガタと崩壊しました(笑)

スピーチライターという、いわば裏方の職業に焦点が当てられるのですが、まさに彼ら・彼女らは縁の下の力持ちですね。

「前に立って輝く人を裏でしっかりと支える存在」ぼくは個人的にすごく好きです。

スピーチライターという職業に興味を持ってしまうほど良い作品で、文章書きの端くれの自分も学ぶことが多くありました。

 

WOWOWでドラマ化も されているようです。

イントロダクション|連続ドラマW 本日は、お日柄もよく|WOWOW

▼著者である原田マハさんのコメント

本作を書き始めたのは8年前、オバマ大統領候補(当時)の大統領選でのスピーチが話題になっていた頃です。言葉で人を感動させ、世界を変えることが可能なのだということが、本作を通して伝えたかったメッセージです。

まさに、原田マハさんの読者の人たちは、原田マハさんの言葉にそして文章に感化されているのではないでしょうか。ぼくもその中の1人です。

素晴らしいこのベストセラー作品「本日は、お日柄もよく」手にとって読む価値大いにあります!

 

あらすじ

普通のOL、主人公の二宮こと葉は、密かに思いを寄せていた幼馴染の厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。しかしその結婚式が、こと葉の今後の人生を大きく変えることになる。

クソつまらなくて長ったらしい牛丼チェーン店代表のスピーチの直後、場の空気を一変させる衝撃的で感動的なスピーチをこと葉は目にする。

このスピーチを行ったのが『存在は知られているけど誰も会ったことがない、伝説のスピーチライター』久遠久美(くおんくみ)。その衝撃が頭から離れず、こと葉は久美へ弟子入りしスピーチライターとしての道を歩み始める。

そして、ひょんな事から久美と一緒に「政権交代」を声高に叫ぶ野党民衆党の小山田党首から、スピーチライターとして抜擢される。さらにこと葉は、幼馴染であり代議士へと立候補を決意した厚志をサポートすることになる。

涙あり笑いあり、働くことの意義、人と人との繋がり、家族、友情、そして「言葉の持つ計り知れないパワー」

こと葉の人生が大きなうねりを上げて動き出す。

 

厚志の父親による、「影」の話

厚志の亡き父親である、今川幹事長と呼ばれている人物のセリフに物凄くシビれたので紹介したいと思います。

私は(民衆党の)党首にはなれません。

なぜなら、私は「影」だからです。どこまでも小山田次郎についていく影。そして、国民の気持ちに寄り添う影なんです。

ただね、影だからといって馬鹿にしちゃあいけませんよ。影になるためには、条件がある。

それは、いつも空に太陽が輝いていること。輝く太陽を享受する誰かがいること。そうして初めて、影は影として存在できるんです。

私は生涯、立派な「影」でありたい。

小山田次郎に、国民に、いっぱいの太陽を浴びてもらって、生き生きとしていただきたい。

どうですか、小山田さん。こんな贅沢な存在が、ほかにありますか?

主役やその場の中心人物ではなく、その周辺で支える人、それが「影」という存在。

この物語の焦点でもあり、裏方の職業のスピーチライターとも通じるものがありますね。

またぼく自身、普段から場の中心的存在になることは少なく、中心のやつを身近で支えてやるような立場になることが多いので、すごく勇気をもらいました。

言葉・スピーチの勉強もしたくなりました(笑)

誰でも楽しめる作品・物語だと思うのでぜひ手にとってみてください!

 

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