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「動物愛護団体エンジェルズ」滋賀での譲渡会に初参加してきた




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「ペットショップに行く前に、譲渡会という選択肢を。」

 

ぼくの実家では母親がワンちゃんの「預かりボランティア」をしています。「預かりボランティア」とは、動物愛護団体さんから犬や猫を里親として引き取るのではなく、里親が見つかるまでお世話をする活動のことを指してそのように呼びます。

現在2匹のマルチーズを飼っていて、それに加えて2匹のチワワを「預かりボランティア」として動物愛護団体エンジェルズさんから預かってお世話しています。

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今回(3月5日)はその2匹のチワワの里親を探すために、エンジェルズさんが毎月2回開催している譲渡会に参加してきました。結果的には、滋賀シェルターのワンちゃんが11匹も里親が見つかり、新たな人生の門出を迎えることができたようです。

この記事では、その譲渡会が具体的にどのようなものなのか記していきたいと思います。

 

エンジェルズさんの譲渡会の概要

エンジェルズさんの公式ホームページはこちらです。里親が現れるのをシェルターで待っているワンちゃんたちの写真もたくさん掲載されているので、興味ある方はぜひ見てみてください。支援もこちらからできます!

➡︎特定非営利活動法人 動物愛護団体 エンジェルズ

 

ここでは譲渡会のおおまかな概要を簡単にまとめておきます。

まずエンジェルズさんの譲渡会は毎月滋賀と大阪の2ヶ所で行われています。

  • 第1・第3(日曜日):滋賀(14時〜17時)
  • 第2・第4(日曜日):大阪(13時半〜17時)

住所は、

  • 滋賀県高島市今津町酒波1186-2 
  • 大阪市旭区赤川2-10-19エンジェルズ動物病院

 

この譲渡会に参加するには原則としてこのページ事前アンケートに答えておく必要があるようですので、参加を考えられている方はお忘れなく。

アンケートに回答したら、あとは上述した時間・場所に当日向かうだけです。

譲渡会の日には、お店で買えば1000円〜6000円もするようなハーネス・ハウス・餌入れ・犬用服などが、200円〜700円で販売されているので是非手にとってみて下さい!

 

また、当日は汚れを気にしなくても良い服装・簡単に洗うことができる服装や靴で行くとよいでしょう。土でドロドロ!とかになったりはしませんが、譲渡会は外で行われるのでワンちゃんの足の裏が濡れていたり、少し汚れが付いている場合があるからです。

汚れてもいい服装なら、そんなこと気にもせずワンちゃんと触れ合えますよね!

 

譲渡会にて、家族に迎え入れる犬を決めた場合は、エンジェルズ関係者さんに声をかければ、その後の手続きなどの対応をしてもらえます。

何か聞きたいことがある場合も、気軽に対応してくださるのでご心配なく。

www.youtube.com

 

客観的立場から譲渡会を考察してみた

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今回ぼくは「預かりボランティア」の立場として参加したので、主催されているエンジェルズさん側でもなく、里親さん側でもない、いわば客観的立場だったと言えます(どっちかというと里親さんを探すエンジェルズさん側に近いですが)。

ぼくは作業服を着ていたため、エンジェルズの関係者と勘違いされて参加者の皆さんから様々な質問を受けることになりました。それら質問を聞いて思った事・考えた事を少しだけここに記しておきます。

 

情報や知識の提供が少ないのではないか。

「ダメ出し」ではなく、一意見として受け取ってもらえるとありがたいです。

譲渡会の会場は、ケージやサークルの中にワンちゃんが入っていて、そのワンちゃんたちの名前が記されているだけの、シンプルなものでした。

譲渡会を訪れる人たちは、既にペットを飼っている・飼ったことがある人たちもいれば、一方で今まで飼った事がないけど飼うことを検討している人たちも見受けられました。

”初めてペットを家族に迎え入れる”というのは、かなり大ごとだと思います。これからのしつけや家で買う上で必要なもの、ワクチン接種やそれらの費用などなど、考えるべき事が山ほどあるからです。

ぼく自身、一匹目のマルチーズを飼うと決めたときは、心配性なもので頭がパンクするほど色々と考え、悩みました。

そのような”初めて”の人の不安や心配を少しでも軽減し里親になってもらうためにも、できる限り提供する情報を増やすことが必要なのではないか、と感じました。

エンジェルズさんの滋賀シェルターでは現在(2017年3月)約250頭ものワンちゃんを世話しているようで、確かに譲渡会に出す犬それぞれの詳しい情報を毎回毎回記載するのは職員さんへの負担が計り知れないものになるので、難しいことは非常にわかります。

そのため、例えば各犬種ごとの特徴(成犬時の体重の目安、大きさ、1日に必要なドッグフードの量、毛の抜けやすさ、その他の豆知識や雑学)を書いた、簡単な看板やポスターの設置とか。里親になると決めた後にしてもらう行動を、順序立てて記したチラシを参加者全員に配布するとか。

「そんなことはネットで調べれば一瞬でわかるよ。」といった声も聞こえてきそうですが、ネットを使えない人もいますし、わからないことを調べるのは面倒なものです。

人は(特に学術的に言えば日本人は)、「不確実な要素」を避ける傾向が強いです。そのため、とにかく参加者の「不安」「心配」「わからない事」を少しでもいいから無くしてあげる事が、里親の獲得にも繋がるのではないでしょうか。

 

ワンちゃんの配置はとても難しそう。

気になったのがワンちゃんの配置。どの場所にどのワンちゃんたちを置くのか。この配置によってかなり、参加者さんへの印象は大きく変わってしまうような気がしました。

こんな言い方をすると、スーパーの商品の配置のように聞こえてしまいますが、それでもワンちゃんに里親が見つかり、幸せな人生を送るためにはそういった事も十分考える必要があるように思えました。

そんなことを考えるなか、特に難しいであろうと感じたのは”姉妹・兄弟・親子・仲良し”の複数犬。

譲渡会ではそういった仲の良いワンちゃんたちは、同じケージやサークルに入れているようでした。

そういった場合に参加者の人たちが口にするのが「この子たちは、姉妹か何かですか?」「仲よさそうですね、兄弟ですか?」といったことでした。

おそらくこれらの発言には、「兄弟や姉妹、家族だったらまとめて引き取ってあげないと、離れ離れになってしまうから可哀想だなあ」という気持ちがこもっているのだと思います。

その場合、「1匹だけ飼いたい、2匹は厳しいなあ」などと考えている人はそのワンちゃんたちの里親になる確率が少し下がってしまうような気がしました。もしそうであるならば、わざとケージを別にして1匹ずつ入れるのも効果があるのではないか、などと感じました。可哀想ですが…

ただ今回の譲渡会では、その逆の事例が起こりました。ある参加者さんが「1匹だけ引き取ろうと思っていたけど、姉妹なんだったらしょうがないなあー、よし!」といって、中型犬2匹をまとめて引き取っていかれました。

やはりワンちゃんの配置は、一概には言えないとても複雑なポイントですね。

ワンちゃんたちにご縁があることを願っています。